交通事故などで首に不自然な強い力がかかったことによる首の捻挫です。むち打ち症は、正式には「外傷性頚部症候群」や、「頚部捻挫」などといいます。車での追突事故などの際に、首や背中に衝撃がかかり、首がムチのようにしなることから生じるので、むち打ち症と呼ばれています。その怪我の度合いも、非常に軽いものから、後遺症を残すものまで様々です。
むち打ち症は首の正常な可動範囲を超えてしまうことで、首の関節の靭帯や筋肉が傷ついて、首や背中の痛みなどが現れます。また、首の痛みだけではなく、手先がしびれたりめまいが生じたりということもあります。
車の追突などの交通事故により生じることが多いのですが、スノーボードや体操などのスポーツによって起きることもあります。
首の筋肉や靭帯などが損傷され、首回りや後頭部,肩部の痛みや頸椎の運動制限が起きる症状です。
後部交感神経の損傷や圧迫によって頭にいく血流が低下することで、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、眼の疲労・・・などが起こる症状です。※後から症状が出てくることもあるので、まずは診断を受けることをオススメします。
1まずは警察へ交通事故の届出
加害者はもちろん、被害者からも届け出ることが必要です。(特に怪我を負った場合は「人身扱い」の届出が重要です。)また、仮渡金の請求などで必要となるので、早めに自動車安全運転センターへ、交通事故証明書の交付を依頼します。
2相手(加害者)の情報を収集
相手方の氏名、住所と連絡先、車の登録ナンバー、自賠責保険(共済)、自動車保険の会社(組合)名、証明書番号、他にも勤務先や雇主の住所、氏名、連絡先(※業務中であれば、運転者だけでなく雇主も賠償責任を負うことがあります。)
3現場での目撃者を確保
万が一、相手方とトラブルになった際などに第三者の意見は効果があるため、通行人など交通事故の目撃者がいれば、協力を得て、証言のメモを取りましょう。氏名や連絡先を聞いておき、必要ならば証人になってもらうよう、依頼しておきましょう。
4現場の記録
事故のショックも加わり、事故当時の記憶は薄れることがあるため、できるなら事故直後に、現場の見取図や事故の経過、写真などの記録を残しておくことも重要です。データとして賠償交渉終了時まで残しておけば安心です。
5病院にて医師の診断を受ける
交通事故の治療には医師の診断が必要です。(当院での、診断の場合『交通事故の治療を希望』とお伝えください。)
6保険会社へ接骨院・整骨院での治療を希望する旨を伝える
保険会社より当院に、交通事故の治療依頼の連絡が入り、治療開始となります。
1お電話および、直接ご来院
治療をご希望の方はお電話にてご予約いただくか、直接お越しください。その際に以下のことをご準備ください。
2問診票の記入
交通事故治療にあわせて問診をさせていただきます。その際に以下のことをお伺いいたします。
3触診
怪我の状態を触って確認します。痛み具合、腫れ、患部に熱をもっているか、機能障害があるかなどを、いくつかの検査やテストを行って調べたうえで、治療のプランを組み立てます。
4治療の開始
症状に合わせて、マッサージ、超音波治療、電気療法、冷温法、鍼灸治療、テーピング、背骨・骨盤矯正などの中から、治療プランを決定し、治療をします。同時に日常生活での注意点や、できる部位のリハビリ等も行っていきます。
5治療の終了
症状が改善されたら、治療完了です。症状により個人差はありますが、3~6ヶ月程度で完治することが通常です。保険会社に治療が完了した旨を報告し、その他の費用を計算してもらいます。明細の入った示談内容書を確認し、納得がいけばサインをして完了となります。
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